観光スポット
金沢の桜の名所・兼六園と金沢城では、石川テレビによるライブカメラが期間限定で配信されています。これは,2021年初の試み。12時間さかのぼれるので,夜でも昼の映像が鑑賞できます。
2020年に金沢に開館した国立工芸館は,国立美術館キャンパスメンバーズの対象館です。東京など首都圏の主な大学等92校の学生・教職員は,無料で入れます。21美からは徒歩7分,隣には国宝とカフェのある県立美術館と,回遊も便利です。
安全な旅なら,空いた北陸新幹線で駅すぐに観光地と食のある金沢は選択肢の一つ。金沢への北陸新幹線は前年比76%減,21世紀美術館は1日平均で前年比83%減と,空いています。そこで、現在の混雑状況がわかるカメラの紹介です。
金沢の文豪・室生犀星が毎年夏を過ごした別荘は軽井沢にあって,2019年7月から再公開されました。芥川龍之介や堀辰雄らと食事やお茶をした万平ホテルも徒歩5分で,聖地巡りも魅力。金沢行の新幹線は軽井沢を通るので,途中下車してもプラス2580円です。
明治五大監獄の一つが金沢監獄で,正門と中央看守所などが残っています。それが金沢刑務所だった時代,裏に住んでいた作家で,直木賞受賞を迎えたのが,五木寛之氏。その私小説で,刑務所の存在感が描かれています。建物は現在,金沢でないところにあります。
21世紀美術館は金沢観光の定番で,来館者が1日1万人を超えることもあります。ネットで日付指定チケットを購入しておけば,展示室に直行できます。また,人気のプールの下部も,当日朝9時からのネット受付を導入。現在のチケットとアクセスなどのヒントです。
新幹線開業でホテル不足と言われた金沢では,これからホテルが約2000室も建設されます。駅前のシティホテルの1つは星野リゾートがリートで保有していて,稼働率と客室料金が開示されています。その上昇傾向を見れば,ホテルを建てたくなる理由がわかります。
着物での街歩きが増えた金沢。自撮りの定番スポットは,屋外なら,ひがし茶屋街や長町武家屋敷の土塀です。では,和室で写真を撮るなら,どこでしょうか。金沢市と石川県は,明治と大正の邸宅を無料で見学できるようにしていて,そこが自撮りにも使えます。
金沢駅兼六園口・鼓門を見下ろすライブカメラの配信が,金沢市によって開始されました。天候と路面状況が確認できて,とくに冬は便利。駅兼六園口の車と人の流れもわかります。撮影スポットの鼓門と噴水前にいる観光客数は,その日の混雑予想にもなります。
金沢で,車なしで日本海を見るにはどうしたらよいのか。苦労がないのは,金沢駅兼六園口高層ホテルの海側のレストラン。ホテル日航金沢の30階,29階が日本海を望めるところ。穴場として,各駅停車で小松方面6駅目の小舞子が,砂浜まで徒歩6分です。
豊臣秀吉の養女・豪姫は,加賀藩主・前田利家の四女です。嫁いだ岡山の宇喜多秀家は,関ヶ原の戦いで負け,八丈島へ流罪。豪姫は,島へ同行できず,実家のある金沢へ戻されます。その住居跡が,金沢城黒門のそばで,豪姫の人生でもっとも長く住んだ場所です。
神社の狛犬ですが,金沢周辺では逆立ちしているものが多数あります。このうち,ひがし茶屋街奥の宇多須神社と,21世紀美術館向かいの石浦神社(脇の広坂稲荷)のものは,観光での寄り道も簡単です。
デパート・めいてつエムザ1階のおみやげ品エリア・黒門小路で,周遊バスなどに便利な1日乗車券の提示での5%割引がスタート。近江町市場対面で,観光での寄り道も簡単です。割引額が大きく,日持ちするものとして,酒と工芸品があります。
新幹線開業後に金沢で増えたのは,男性よりも女性の観光客。宿泊客では女性の比率が6割まで高まって,京都・奈良の趣向に接近。開業2年目も,女性の比率はさらに上昇傾向で,満足感の維持が求められます。
金沢で撮影された映画で,キャストが今なお活躍しているのが,1986年12月公開の東宝映画・恋する女たち。主演の斉藤由貴が,カフェのない時代のひがし茶屋街の民家に下宿している設定で,31年前の金沢が切り取られています。
石川県は,イタリア人の宿泊客数では,全国5位の県。フランス人とスペイン人では7位の県と,欧米に好まれる観光地。江戸時代からの建築も残る茶屋街に,芸妓や酒が加わる楽しみを動画でも。
欧米にない庭・城・茶屋街のある金沢では外国人観光客が今年も増加。外国人の宿泊者数は開業2年目も20%超の増加を継続。GoogleトレンドでのKanazawaの検索も,開業前の3倍に迫る伸びを続けています。
Googleインドアビューが公開された金沢市営の観光施設3館で,異色なのが,蓄音器150台を展示する金沢蓄音器館。とくに国産初期のものが,国立科学博物館の重要科学技術史資料に3点認定されています。
金沢能楽美術館もGoogleインドアビューで見られるように。能装束の着用体験で,写真が撮れるコーナーがあります。
金沢市営の観光施設3つが,Googleインドアビューを公開。安江金箔工芸館は,金箔の製造工程と工芸作品での利用例を展示しています。
兼六園や21世紀美術館など,石川県営と金沢市営の主な観光施設で,クレジット・カードと電子マネーが利用可能になりました。日本で使われるほとんどのカードブランドと電子マネーが対象です。
ひがし茶屋街でよく映る写真の場所に,茶屋街を見通せる和カフェが開店。上から撮ると,平日午後でも結構な賑わいです。
金沢の観光スポットの桜を,満開の前に撮れたのでいくつか。定番の金沢城・石川門のほか,ひがし茶屋街・主計町茶屋街近くの浅野川や照葉桜も。
金沢の観光施設入場者数のランキングです。トップ3は兼六園,金沢城,21世紀美術館で,いずれも200万人台へ増加。ほかに急増スポットは,忍者寺,武家屋敷跡野村家,ひがし茶屋街志摩,成巽閣,天徳院と,金沢ならではという共通点があります。
東京・北の丸公園の国立近代美術館の工芸館が,金沢市の兼六園に隣接する本多の森に移転することが決まりました。輪島塗・九谷焼など工芸分野の人間国宝が人口比で突出して,全国1位なのが決め手。現在の重要文化財の建物,特別名勝の庭園国宝所蔵の県立美術…
21世紀美術館内の無料エリアには,外を見渡せるカフェレストランのフュージョン21があります。ランチからディナーまで通し営業。ディナーまでの時間も,スイーツだけでなくアラカルトメニューと各種アルコールを揃えていて,時間をずらした食事にも使えます。
21世紀美術館・市役所口から徒歩2分ほどの和カフェ「つぼみ」には,定番の看板の葛きり以外にも抹茶パフェなどが。奥を流れる金沢城の外郭の堀・外惣構は21美への散策路です。
金沢を素材にしたプロモーションビデオや企業CMは,新幹線開業後に増えているのですが,再生回数が419万回,178万回のものが現れました。それも含め,金沢を旅する動画の紹介です。
戦後日本を代表するインダストリアル・デザイナー柳宗理氏の作品を収集した,入場無料のコンパクトな展示スペース。主計町・ひがし茶屋街との行き帰りに立ち寄れる場所です。
鈴木大拙館は,仏教哲学者の思想を体現する現代建築で,質素でありながら深淵な風景。本多の森を借景にした現代の池泉ともいえます。県立美術館から美術の小径を下って中村記念美術館,さらに緑の小径を経て鈴木大拙館と散策できます。