北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

金沢駅兼六園口・鼓門を望むライブカメラの配信がはじまる:天候・路面チェックと,冬の注意

金沢駅兼六園口(東口)のライブカメラの配信が,金沢市によってはじめられました。

撮影スポットとなった鼓門つづみもんを見下ろすアングルで,金沢駅兼六園口正面の交差点の路面状況,人と車の動きがわかります。

天候や路面は他のカメラも

金沢駅のライブカメラでは,このほかに,線路を東金沢方面から撮った映像が,北陸朝日放送から配信されています。そちらは,南西方向の空と電車の出入りが見どころ。

周辺の道路状況では,幹線道路の静止画が,みちナビ石川・金沢エリアとして,国交省から配信されています。

大通りと観光地の路地に散水の融雪装置

金沢では,道路から水を吹き出す融雪装置が各所についています*1。幹線道路の車道と,駅前や茶屋街,忍者寺,長町武家屋敷周辺の路地など,歩行者の多いところです。

その範囲をバスで回るなら,深い雪はありません。とはいえ大通りでも,歩道には雪が残るので,滑らない靴を前提に,(後で書く)水たまり・水はね対策を。

例外として,兼六園や金沢城は主要な通路だけの除雪で,他は積雪が残ります。雪吊りなど他にない雪景色が撮れる機会ですが,園内を広く歩くなら,雪道を歩ける深さのあるブーツなどを。園内の現状は,以下でわかります。

兼六園ライブカメラ・開園時間のみ配信|金沢市

20cm位の雪なら,大通りでは融けている

融雪装置のある道なら,降雪が20cm程度では,積もらずに融け,車は普通に走っています*2。周遊バスが走る市内中心部の観光スポットやホテルまではそういう道で,その範囲のバスは,遅れたり,間引き運転となるものの,運行は続けます。

その程度の雪なら,新幹線は定時運行*3。ただし,在来線と航空機では,雪が強まったり,強風が重なると,運休や欠航があります*4。高速バスは,高速道路が通行止になりそうだと,運休します。

街歩きは,水たまり・水はね注意

融雪装置のある街中で厄介なのは,雪よりも,水たまりと水はねです。道路の散水でも,車が通らない部分に,雪が残ります。残った雪で囲まれたところに,散水による水たまりができます。これが,走る車で飛ばされ,歩道まで水はねがあります。また,バス乗り場では,歩道とバスの間に,水たまりができます。

耐えられる靴と服に:ボトムの淡色系も避けたい

そのため,雪の予報では,水たまりと水はねを想定した靴と服を。水はねは,車の流れに注意して,車から遠いところを歩けば,かなり避けられますが,それでもかかってしまうことがあります。ボトム全般に,水濡れが目立つ素材や淡色系は,避けたいところです。

行き帰りも含め,屋根のある観光地:近江町市場

雨や雪が強いときの観光では,21世紀美術館など,室内で長く楽しめる施設がおすすめ。ほかに,意外な穴場が,近江町市場(武蔵ヶ辻バス停前)です。近江町市場のほとんどの街路は,屋根付き。アクセスも,駅兼六園口から周遊バス左回り・兼六園シャトルまちバスを含むバスが多数で,荒天時でも約10分。

武蔵ヶ辻バス停のうち,周遊バス・兼六園シャトル・まちバスのものは,駅からの行き・帰りとも,建物(いちば館とめいてつエムザ)と続く屋根付です。その間は地下道があって,濡れずに金沢駅と行き来できます。

スタバやおみやげも揃う,めいてつエムザに地下道接続

近江町市場側で飲食店が入るビル・いちば館は,対面のデパートめいてつエムザと,地下道で接続しています。エムザの1階には,スタバや,おみやげもののフロア,B1階などにレストランやカフェがあります。その範囲は濡れずに歩け,市場見学と,買物や食事・お茶を兼ねて,長く時間調整ができます。

雨や雪でも,駅から濡れずに着けるホテル

金沢駅の真上や兼六園口地下接続などには,荒天時でもほとんど濡れずに着けるホテルがあります。また,金沢駅のバス乗り場はすべて屋根付で,その先のバス停から,屋根や地下道がつながるホテルもあります。そういうホテルと楽な行き方は,注意のリンクに*5

渋滞のほか,鼓門周辺の観光客数も混雑の参考に

ライブカメラでもう一つ役立つのは,駅前の渋滞チェック。金沢駅側に最も近い第1車線,左から右への流れ方。駅兼六園口前を通過する昭和大通り・六枚↔東大通り・堀川町が,どの程度詰まりそうか,わかります。その方向の信号が青でも,車が動かない映像なら,駅西側を迂回した方が速いです。

また,駅に降りて最初の撮影スポットである,鼓門と噴水周辺の観光客の数もわかります。人がまばらなら,バスも街中も楽に観光できるでしょう。人が集まっていれば,混雑を予想して動くのがおすすめです。

他に21世紀美術館や兼六園のライブカメラも

金沢駅兼六園口の配信と同時に,21世紀美術館,犀川,浅野川を望むライブカメラも設置され,公開がはじまっています。さらに,2017年12月には,上でリンクした兼六園の映像も追加されました。5か所とも,以下の案内ページから見ることができます。

金沢市ライブカメラ|金沢市

*1:理想的な融雪装置は,雪が融けた水も残らないもので,地下にヒーターを埋めた,ロード・ヒーティングです。しかし,特別に高価なため,金沢では,駅の鼓門下(ライブ映像の茶色のタイル面)など,最重要箇所にだけ設置されています。

*2:街中の幹線道路の多くは,融雪装置によって積雪はなくなります。とはいえ,ノーマル・タイヤで走るのは,きわめて危険です。
 当然ですが,地元の車(レンタカーを含む)は,冬にはスタッドレス・タイヤに交換済み。高速では,冬用タイヤかチェーン着装の規制があり,ときに検問があります。
 まず,わずかな圧雪や凍結でも,ノーマル・タイヤではスリップします。融雪装置のない路地や郊外,駐車場などで,事故が起こります。
 また,積雪がえぐれた10センチ位の轍でも,運悪くタイヤがはまると,アクセルを踏んでも空回りします。すると,轍がさらに深掘りされるだけで,動けません(スタック)。これは,スタッドレスでもありえるので,レンタカーでも要注意。スコップ(シャベル)でタイヤ周りの雪をかき出せば,脱出できますが,それをあてにできる場所とは限りません。
 JAFやロードサービスを呼んでも,同じことが多発する天候では,1時間単位の待ちとなります。

*3:金沢の積雪が17年ぶりに87cmとなった2018年2月8, 9日は,新幹線開業以来,この地域の最高積雪でした。このときも,新幹線の東京・金沢間の列車に運休はなく,遅れ回復のため,金沢・富山区間運転のつるぎ号1本が運休となっただけでした。遅れも,始発から午前中までで,最大で約30分にとどまりました。在来線は金沢から小松・加賀温泉・福井方面が運休,小松空港では全便欠航でした。

*4:在来線は,除雪の基本が除雪車で,その作業で運休になるほか,強風による運休もあります。航空機の欠航は,滑走路の除雪作業よりも,視界不良や強風,さらに,折返し便の欠航や引返しによるものです。そういう事情で,在来線や航空機では,年間で数日程度は運休や欠航が発生します。

*5:雨や雪でも、ほとんど濡れずに着けるホテルは,以下の通り。
金沢駅の真上
ホテルヴィアイン金沢:金沢駅構内に入口(在来線改札の斜め左向かい)。レストラン,回転寿司,食品スーパーなどがあるあんと西の3階からもフロントへ。
金沢駅兼六園口

ホテル日航金沢:兼六園口を出て正面のエスカレータで地下へ,地下広場右側を直進,突き当たりを右折すると,ポルテ金沢B1階に直結。エスカレータで1階に上がると,ホテルに接続。
ANAクラウンプラザホテル金沢:兼六園口を出て(鼓門をくぐる前に)すぐ右へ,ホテルまで屋根が接続。
ホテル金沢:バス乗り場1番の方向ですが,地上を進むと屋根が途切れる部分あり。兼六園口を出てエスカレータで地下へ迂回,左側を直進,先を左折したA-3出口から,左に3mほどでホテル玄関。
ガーデンホテル金沢:鼓門を抜けて正面右角ですが,地上を進むと大通りの横断で屋根が途切れます。兼六園口を出てエスカレータで地下へ迂回,右側を直進,突き当たりを右折したA-8出口から,右に10mほどでホテル玄関。
金沢駅金沢港口
アパホテル金沢駅前あんとレストランフロア菜香樓そばの出口を使えば,対面の入口まで10mほど。
ABホテル金沢:金沢港口バス乗り場の屋根から10mほど。
周遊バス左回りや兼六園シャトルなどで:
武蔵ヶ辻バス停(大屋根付)
ANAホリデイ・イン金沢スカイ:バス停から地下道で,対面のめいてつエムザB1階に接続,その上階。フロント16階へは,エムザのB1, 1, 3階で,ホテルのエレベータに乗り換え。
香林坊バス停(駅からのみ大屋根付)
金沢東急ホテル:バス停から地下道で,対面の香林坊東急スクエアG階へ,東急ハンズ内のエスカレータで1階に上がり,スターバックスを目指すとその横がホテル1階。
(地下道を渡った後,歩道への階段を登ると,ホテル側へは屋根が途切れます)
ホテルトラスティ金沢香林坊:バス停後方,大屋根が切れた隣がホテルで,玄関まであと15mほど。
 いずれも帰りのホテル側のバス停(日銀前)へは,屋根が切れます。荒天時は,大屋根がある,着いたバス停から,ループして駅に戻るバス(周遊バス左回り,兼六園シャトル,まちバス)の利用も検討を。