北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

ひがし茶屋街から帰りの周遊バス待ちが長ければ,一般路線バスで乗り換えの検討も

ご注意:周遊バス左回りの乗り場は、9月17日に下の写真のバス停から移りました。以下の回避策は、それ以降不要です。変更点は新しい記事を。

橋場町バス停(主計町側)では浅野川大橋を渡る待ち行列が

土休日やお盆などの混雑期には,午後3時頃から夕方にかけて,ひがし茶屋街から金沢駅へ帰る周遊バス左回りの橋場町バス停に,50人程度も列ができるようになりました。写真はお盆の午後3時頃に撮った,浅野川大橋を渡るように,整然と列ができている光景です。

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各観光スポットへの行きは,観光客の動きが分散されているので,そう混雑はないですが,帰りはみなさん同じ時間帯に,駅かホテルを目指されるので,混雑が集中しているようです。

左回りの橋場町バス停の列がかなり長そうなら

左回りは大型車なので,空車なら50人は乗れます。しかし,左回りのバスは兼六園下から来て,橋場町を通り,金沢駅に向かいます。何人乗れるかは,兼六園などから乗ってくる客と,ここで降りる客によります。

列が浅野川大橋の半分を超えるような長さなら,左回りも満員になり,次便待ちの可能性が高そうです。写真を撮ったときに観察していると,この程度の列の長さではドアぎりぎりまで乗っているものの,皆さん乗れていました。(一方で,対面の右回りは小型車のため,このぐらいの列でも,満員で次便待ちになります。)

列が長すぎて不安なら,以下のタクシーか,一般の路線バスで(乗り換えてでも)金沢駅に向かえないか,チェックするのをおすすめします。一般路線バスは,後で書くように,すべて対面の右回りのバス停からです。

時間が気になるならタクシーを

写真を撮したお盆の午後でも,バス停に長い行列ができているのに,タクシーの空車は右回りのバス停(交番前)を頻繁に流れています。ひがし茶屋街まで客を乗せてきたタクシーが,空車になって街中へ戻るからです。

街が小さいため,街中の範囲のタクシー料金は意外と安いです。金沢駅まで渋滞がなければ1000円前後。渋滞しても1500円程度でしょう。兼六園までも1000円前後,21世紀美術館でも1000円台前半と思われます。

観光スポット間の詳しい料金目安は,過去記事を。

右回りのバス停(ひがし茶屋街側交番前)で乗れるバスに乗ってしまう

金沢駅方向で使える一般路線バスは,すべて右回りのバス停ひがし茶屋街側交番前)から出ます。そのバス停で,下の緑色の一般路線バスの接近表示を見て,乗り換えなしの金沢駅行が来そうなら,それをあてにしてください。上流には観光地がなく,日中はがらがらで来ます。下の表示では,1つ前のバス停を出ていることになり,あと数分でバスが来ます。なお,左回りのバス停(主計町側)には,金沢駅や兼六園下方向の一般路線バスはありません。

f:id:KQX:20150813170329j:plain後に書きますが,この交番前のバス停では,金沢駅行以外のすべてのバスでも,1回の乗り換えで金沢駅に着きます。

また,1日乗車券は使えないものの,追加で200円払ってよいなら,後で書くJRバスの金沢駅行も,毎時数本あります。JRバスは,この接近表示に現れません。

北陸鉄道バス(1日乗車券が利用可能)

橋場町(ひがし茶屋街側交番前)の一般路線バスの時刻表

平日土曜休日土休日臨時便

乗り換えなし

  • 金沢駅行(毎時1本)
  • 土休日の臨時兼六園下経由金沢駅行(1日11~14本)

乗り換えが必要

  • 武蔵ヶ辻経由円光寺行(毎時3本程度)
    2つ目の武蔵ヶ辻で下車,対面の乗り場から金沢駅行が分単位で頻発。
  • 小立野経由平和町・金大附校自衛隊前行(毎時1本程度)
    2つ目の兼六園下で下車,対面の乗り場から兼六園シャトルと一般路線バスの金沢駅行があわせて毎時6本程度,石川門向かいの乗り場からも同様に毎時6本程度。また,石川門向かいの乗り場からは,それらバスのほぼすべてが,21美最寄りの広坂に止まります。

JRバス(1日乗車券は利用不可,Suicaなどが利用可)

橋場町バス停を通るJRバスの時刻表

  • 尾張町経由金沢駅行(毎時1本程度,平日は毎時数本)
  • 兼六園下・香林坊経由金沢駅行(毎時1本程度)

Suicaなどの場合,乗るときタッチが必要です

橋場町から小立野経由のバスは,すべて兼六園下を通ります

なお,写真を撮ったお盆の平日の午後,兼六園下→広坂・21世紀美術館と進む右回りの橋場町バス停(ひがし茶屋街側交番前)は,周遊バスを待つ50人くらいの行列ができていました。そこに右回り1台が相当の遅延で来て,当然満員。多くが次便待ちになっている状態でした。やはり,小型車で1扉車がほとんどの右回りは,乗降時間が長引いて,ダンゴ運転になりがちです。

その間,上の接近表示の写真のように,小立野経由平和町方面行の一般路線バスが止まったのですが,予想外に誰も乗られません。兼六園下へ行きますよと言ってみたのですが,聞かれてもいない,ただの通りすがりの言い分では,誰も動かれません。

もっとも,待ち客は,周遊バス右回りを,兼六園下から先,21美や本多町,片町方向へ乗り越したいのかもしれませんので,バスが発車する間際に,時間のかかるアドバイスは憚られます。長い行列でも,兼六園下までがらがらのまま出て行くバスですから,路線図を予習された方は,運よく出会ったら使われたらよいと思います。

バス前面の経由地表示や,写真の接近表示が,小立野だけで,兼六園下の表記がないのが,観光客にとってのわかりにくさと思え,改善が望まれます。