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北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

北陸新幹線かがやき号で携帯は,東京駅発車後52分間と長野駅周辺の約13分, 富山平野の約20分で利用可能

以下の記事の内容は,2016年6月28日に高崎・安中榛名間のトンネル内基地局が運用を開始したことで,状況が少し改善しています。以前は東京駅発車後約50分後までだったのが,上の日付以降は約52分後まで大丈夫です。その件は,新しい記事に。

高崎以西のトンネル内に基地局はなかったが‥

北陸新幹線には,(大宮までの東北新幹線との重複区間を除き)トンネル内の基地局がありませんでした。現在は高崎方から部分的に工事中。これは上越新幹線や他の整備新幹線のほとんど(東北の盛岡以北や九州の新鳥栖以南)と同じ状況です。

それで,スマホがだめとよく言われますが,地上を走る明かり区間はほとんどが圏内です。トンネル外なのに電波が通じないところは,下の計測ではありませんでした。

何度も往復して,どこなら通信できるかわかってきたので,マップとともに記事にしておきます。なお,キャリアはauですが,他のキャリアも状況は同様でしょう。

このGoogleマップは,かがやき523号で,窓ガラスにスマホをあて,山旅ロガーのGPSと電波記録機能を使って実測したもの。計測間隔はアプリ任せの最短です。便利なツールを無料で提供されている作者の方に感謝します。

時刻は,東京駅発車時刻からの経過時間:分:秒に換算してあります。オレンジの点が,GPSで位置が特定できて,電波が確認できたところ。電波の確認は,山旅ロガーの仕様で,AndroidのNetworkInfo#isAvailable()を基準としています。

かがやき523号は,東京駅から金沢駅まで2時間33分のダイヤ。かがやき号の中でも,時間帯により到達時間に数分ほどの差があるので,実際に乗車する列車がその点を通る時刻は,最寄りの停車駅の時刻表をもとに補正してください。

また,Googleマップは,拡大して周囲の地形との関係がわかるように,航空写真モードにしてあります。

東京駅から金沢駅までで携帯・スマホが使える区間

時間は,上野・大宮・長野・富山のみ停車のかがやき号が基準です。

東京駅から安中榛名まで約52分は安定した通信

東京から大宮までは東北新幹線と共用(正確には東北新幹線に所属)で,わずかにあるトンネルも中に基地局が整備済みで通信可能です。地下ホームに潜る上野駅の周辺と,都県境手前の赤羽台トンネルも大丈夫。

その後,大宮で東北新幹線と分かれた後は,関東平野をほとんど高架で北西に進むため,トンネルがまったくありません。

高崎駅通過後,上越新幹線との分岐器通過のために160km/hまで減速して,景色が次第に山がちになってきます。そこから,全国の新幹線区間最大の登り勾配に向かって,モーター音が大きくなります。

そこで通信が必要なものは保存して,いつ圏外になってもよいような準備を。この間のトンネルは基地局工事が2016年6月に完成していて,次の安中榛名駅までは通信が持ちます。安中榛名は地上駅ですが,両側がすぐトンネルで,長野方向に通過後に通信が途絶えます。

軽井沢駅通過前後の2分あまり

次のチャンスは軽井沢を減速通過する2分ちょっと。東京側からは急カーブに備えるかなりの減速の後にトンネルを出るため,準備しやすいです。かがやき号では,東京駅発車後59分後あたりから。

すでに書いてあるメール・SNSなどの送信ぐらいはできます。ただし,ここで新たな受信に返事を書いて送る余裕はありません。新しい編集作業は,はじめないのが無難です。

中軽井沢のあたりを過ぎて,右側に浅間山が遠く見通せるようになったら,またトンネルに突入して,通信は途絶えます。

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なお,軽井沢駅前後で大きく減速するのは,軽井沢の観光需要に応えるために,在来線駅併設のルートに変更され,勾配とカーブがきつくなったからです。しかし,今となっては,かがやき号は全列車通過。経緯がわかる記事をリンクしておきます。

北陸新幹線の高崎−軽井沢間の線路選定

この後の通過駅である佐久平と上田は,高速通過で準備ができず,安定して通信できるのは2分間もないので,保存が求められる作業はおすすめできません。

長野駅到着6分前から,停車2分,発車5分後まで

ここで13分ほどあります。全列車停車駅で,時刻表を見て準備しておけます。発車後は,千曲川を渡るとすぐトンネルに入ってしまい,千曲川を目標にしていると送信が間に合いません。左側に新幹線の車両基地,右側にゴルフ練習場が見えたら,もう終わりです。

この後の通過駅である飯山,上越妙高,糸魚川,黒部宇奈月温泉も,前後が2分に満たない通信時間で,保存が求められる作業はおすすめできません。

富山駅到着8分前から,停車1分,発車10分後まで

この19分ほどが,延伸区間で最も長く通信のできる部分。富山平野を高架で進むため,かなり長く電波が受けられます。また富山駅の時刻が全列車でわかるので,準備もしやすいです。

富山平野は,地図では黒部宇奈月温泉駅以西ずっと広がっているように見えますが,航空写真を見ると,魚津市の丘陵地帯をトンネルで抜けていて,そこで通信は断続的になります。黒部宇奈月温泉駅の前後も2分ほどしか電波が繋がりません。通信開始の目安は,富山駅到着時刻の8分前ごろにトンネルを抜けたらです。富山駅発車後も10分間は大丈夫。呉羽山にかかる短いトンネルがありますが,後述の工事済みで通信が途切れることがありません。

金沢駅到着約5分前から

富山・石川県境から短いトンネルをいくつか越え,はるか右奥に金沢医科大学とサンセットブリッジ内灘,手前にイオン金沢店が見えてきたら,そこから金沢までトンネルはありません。安定して通信ができますが,到着まで5分あまりです。

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到着後はホームのテーブル付き椅子が使える

幸い,金沢駅の新幹線ホームには,下の写真のように,サイドテーブルのある,わりとゆったりした椅子があります。この椅子は富山駅も同じです。終着駅で,到着ホームの椅子は空いていますから,送り損なったものはそこで改めてどうぞ。

金沢駅・新幹線ホームのサイド・テーブル付きの椅子

また,新幹線改札内中2階には待合室があり,それと一体のセブンイレブンには,イートイン用のカウンター席が数席あります。ただし,どちらも満席ぎみです。

駅ナカ・カフェはRinto,くつろぎ館に複数,あんとに1店

テーブルで作業を続けたいなら,新幹線改札を出ると,駅ビルのモール・金沢百番街にカフェが複数(リスト)。改札正面のRinto奥には,タリーズを含むカフェが4店。金沢港口側くつろぎ館には,和カフェを含んで4店。Uターンして手前のあんとは,デパ地下タイプの売場と奥のレストランが中心で,カフェは1店だけです。

スターバックスは兼六園口出て左,金沢フォーラスに

最寄りのスターバックスは,兼六園口(東口)を出てすぐ左,バス乗り場隣接の金沢フォーラス1階と6階に2店舗です。

短いトンネルには,電波を外から中へ飛ばす基地局建設が続く

長大トンネルは内部に基地局が必要です。今後の工事目標が,2016年度になって明らかになったので最後に追記します。一方で,数百m程度のトンネルは,指向性のある基地局をトンネルの入口に置いて,寸断をなくす対策工事がこつこつ進められているようです。下のKDDIの記事にあるトンネルは,上の写真の金沢駅周辺より少し東京寄りの,丘陵を抜けるものです。

上のGoogleマップの航空写真で,トンネル内のように見えるのに,電波の記録があるところは,そういう工事が奏功しているようです。

2020年度完成を目標に高崎・安中榛名間から工事中

一方、外から電波を飛ばすことに限界のある,長大トンネルでは,内部までケーブルを敷設する工事が必要。電波行政を管轄する総務省の外郭団体が,億円単位の公的資金を投入してはじめて,進められる事業です。富山の北日本新聞の記事では,2020年の東京オリンピックを目標に,工事の予算が付けられていくと報じられました。

ただし,直後の毎日新聞の続報では,具体的な工事が決定しているのは高崎・安中榛名間だけとのこと。

2020年度までに不感区間解消というのは,あくまで全体としての目標のようです。