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北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

桜が一年を教えてくれる

観光スポット

桜も見納めですが,今年は落ち着いて桜を撮れる機会がありました。1年に数日だけの桜が,この1年を教えてくれます。2017年以降のために,確率分布付きでもっとも詳しい金沢の桜開花・満開予想(ウェザーマップ)をリンクしました。

金沢城公園

百間堀ひゃっけんぼりから石川門・石川橋を望んで。

金沢城石川門の桜満開の様子を百間堀から

周遊バスも通る道路の両脇に桜が並ぶ開放的な風景ですが,もとはお堀です。その百間堀を行く,周遊バスの右回り。

桜満開の百間堀(百万石通り)を行く城下まち金沢周遊バス右回り

4月1日から大型バスになったもので,撮ってみました。画像を明るくすると,結構乗っていることがわかります。人出にもかかわらず,バス停にゆとりができたのは,大きな改善です。

このあたりの写真の定番で,重要文化財の石川門・石川櫓。

満開の桜をしたがえる金沢城石川門の石川櫓

この下が,花見のこれも定番である沈床園ちんしょうえんで,花見客がお昼からすでに,夜の場所取りをしています。

そして,兼六園桂坂口から石川橋を渡って石川門方向。

兼六園桂坂口から金沢城石川門を満開の桜の時期に

兼六園と金沢城をつなぐ唯一の歩道橋で,両方を行き来すると必ず通る道。平日昼下がりでもなかなかの人出です。あえて,人出がわかるような構図の一枚です。

その石川門の手前です。

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このあたりは,撮影が主目的の人が集中していました。工夫のしどころなのでしょう。

石川門を入り,城内から外の桜をのぞくと。

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まっすぐ前を撮ると,人の顔ばかりになるので,この上向きの構図が限界です。写真で切れている下を,見物客がずっと流れています。

本多の森・石川県立歴史博物館

咲き始めのころですが,1909年から連続して竣工した,赤煉瓦の洋館を背景に。こちらも重要文化財です。

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桜は正面と後ろ側の数本だけですが,赤煉瓦の建物を背景に,人物などを撮りたい方にとっては,季節を問わず穴場です。

重要文化財指定を受けているため,外面にはお店などを作っておらず,明治から現代の多様な設定で,さまざまなコスチュームに合うでしょう。路面も同系色の煉瓦と芝で違和感がなく,人や車がかぶらないのも,撮影には好都合です。

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釉薬による艶のある,金沢ならではの黒い屋根瓦が照り返します。並んで3棟あるのも,面白い構図が試せるかと。

浅野川河畔・ひがし茶屋街方向

ひがし茶屋街は浅野川から路地を奥へ入ったところですが,その手前の河畔の桜並木を浅野川大橋から写したもの。

金沢・浅野川大橋からひがし茶屋街方向の桜並木が満開

奥の梅ノ橋、さらに天神橋に向かって対岸に桜が並びます。桜の右上あたり,卯辰山中腹には,日本料理の松魚亭,ステーキの六角堂の新館などが見えます。その上がやや陰になりますが日本料理店・卯辰かなざわです。

木造の欄杆で車が通れない梅ノ橋は,2時間ドラマなら何かが起こる場所で,映画・舞妓Haaan!!!のロケ地でも。

主計町かずえまち茶屋街

こちらは,浅野川沿いに今なお続くお茶屋さんや,現代風の営業に改めた新旧の料理店,さらにバーが並ぶところ。

金沢・主計町茶屋街の浅野川沿いに咲く桜が満開(浅野川大橋方向)

花見の時期だけ設けられるぼんぼりには,お店か芸妓さんの名前が。

主計町の河畔独特の街並みを,川下の方向に撮っています。

金沢・主計町茶屋街の浅野川沿いに咲く桜が満開(浅野川大橋から中の橋方向)

夜の営業に備えて,日本料理の嗜季しきの前では,打ち水をされていたところです。

1つ川下の橋である中の橋から,浅野川大橋方向の眺め。

金沢・主計町茶屋街の浅野川沿いに咲く桜が満開(中の橋から浅野川方向)

浅野川の左側がひがし茶屋街で,右が主計町茶屋街,奥が卯辰山方向です。

主計町側から,その中の橋を背景に。

金沢・主計町茶屋街の浅野川沿いに咲く桜が満開(中の橋上から浅野川大橋方向)

主計町茶屋街の検番前にある照葉桜てりは・ざくら

金沢でもっとも早く咲くと言われる,主計町茶屋街の暗がり坂下・検番前にある照葉桜(てりは・ざくら)が満開から散り始め

泉鏡花の小説「照葉狂言」にちなんで植えられた桜です。金沢でも早く咲くそうで,同日回った上の金沢城では蕾もあったところ,ここはすでに散った花びらが路面にたくさん。

当時金沢で一番の繁華街だった尾張町から,大通りを通らず,この花街に向かう抜け道が,こちらの暗がり坂。名前通り,昼なお暗いのですが,両側を木造三階建,奥を階段に囲まれて,風が通らず桜には温かいのかも。

花街の路地の温もりに,ひっそりと咲いて散る桜です。