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北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

ひがし茶屋街から徒歩6分のパティスリー,メゾン・ドゥ・ミズキ

カフェは多いがパティスリーに悩むひがし茶屋街

最近のひがし茶屋街では,お茶とお菓子かお酒が人気ですが,多様なお店が集積した今でも,作り込まれたケーキというかガトーはあげにくいところ。

茶屋街のカフェは,お茶に力点があって,和菓子か洋菓子を合わせていても,和菓子ならその本店や工場,洋菓子なら他の店から納入されたものが多いです。現在でも,ひがし茶屋街で,複数のガトーをその場で作っているパティスリーは,ないと思います。

それは,お茶屋の高めの賃料や,空調の整った大きな厨房を設けるリノベーションのコストからでしょう。もとは,オーブンなどありえなかったお茶屋ですから。

たぶん,ひがし茶屋街に一番近いパティスリー

思いついたのが,ひがし茶屋街に最寄りの橋場町バス停から,徒歩5分ほどにある,メゾン・ドゥ・ミズキ。オーナー・パティシエールが営むお店です。

金沢市尾張町のパティスリー,メゾン・ドゥ・ミズキの外観

ひがし茶屋街定番の撮影スポットの広見から徒歩6分,橋場町バス停からなら徒歩5分くらい。最寄りは徒歩1分の尾張町バス停で,武蔵ヶ辻・金沢駅方面や兼六園下方面に,それぞれ毎時5本程度のバスがあります。駐車場は店舗前に3台分と,空いていればラッキー。

夏の時期,フルーツを素材としたガトーのメニューが並びます。ホームページに,その時期のお菓子の品揃えとメッセージがあって,パティシエールのポリシーが伝わるのもいいところ。

金沢のパティスリーメゾン・ドゥ・ミズキ夏のメニュー

店の右奥に,テーブル3卓のサロン・ドゥ・テがあって,食べていけます。コーヒーなどは,茶屋街の観光地価格ではなく,普通の街なか価格と良心的。

季節のフルーツの持ち味を活かす多様な構成

いちじくを丸ごと使ったタルトレット・オ・フィグ。

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上の部分がいちじくで,独特の食感で柔らかくジューシー。そのいちじくの爽やかさを残す,さっぱりした仕上がり。さっくりしたタルト生地にクレームキャラメルが載るという,幾重にも楽しめる構成です。

こちらは,鮮やかな赤のミロワール・カシス。

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カシスの酸味と調和する甘味で,後味が冴えわたります。こういう作り込みは,オーナー・パティシエ-ルの店ならでは。

先ほどの,さっぱりしたいちじくの一品とは対照的に,力強く濃厚な味わい。同じフルーツでも,それぞれの素材の持ち味を活かす姿勢が伝わってきます。

ひがし茶屋街からの帰り,橋場町バス停に行列ができてしまったときでも,一息入れるのに好都合。最寄りの尾張町バス停からは,別の方向からバスが来て,多くの観光スポットに進めます。