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北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

50歳以上なら,22000円で東京↔金沢を往復できる割引きっぷ:東京・大宮発は福井までこれだけで

東京・北陸間のフリーきっぷ22000円に,2017年度の利用期間が発表されたので,追記しています。

なお,関西から北陸への50歳以上会員限定割引きっぷの検索にもかかるので,補足すると,大阪や京都から金沢へは,おとなびWEB早特が最安。発売は片道単位で,大阪市内発4590円,京都市内発4140円(通常期)と,かなりの安さです。

大人の休日倶楽部,おとなび会員向け東京・北陸間割引きっぷ

東京・北陸間の対象は,50歳以上の会員限定で,JR東日本は大人の休日倶楽部会員のみ,JR西日本はおとなび会員のみです。

利用期間は,おもにオフシーズンで以下の通り。

  • 2015年
    5月7日~7月7日,11月5日~17日,12月1日~17日
  • 2016年
    1月12日~3月17日,4月6日~26日,5月9日~7月14日,9月5日~15日,10月12日~12月21日
  • 2017年
    1月10日~3月16日,4月5日~26日,5月8日~7月13日,9月4日~14日,9月25日~12月22日
  • 2018年
    1月9日~3月15日

この間の連続する4日間有効で,購入は利用開始日の前日まで

利用期間の終わりの日付では購入期限に注意

たとえば,利用期間の末日である2016年4月26日まで有効のものは,4月23日から有効で,4月22日で発売が終了します。そこで,発売は利用期間の末日の4日前が最後です。4月26日に日帰り往復でも使えますが,その場合も4月22日で発売が終了していますのでご注意ください。

行先で広いフリーエリア付き

双方とも驚くほど広いフリーエリアが付くのに,拠点駅の単純往復より安い価格設定です。

首都圏発は富山・石川・福井の新幹線を含む各線がフリー

首都圏発は,JR東日本が発売する以下のきっぷです。
大人の休日倶楽部会員限定・北陸フリーきっぷ
東京都区内発が22000円,川口または戸田公園以北発大宮から新幹線乗車で21000円

  • 東京または大宮からフリー区間までの北陸新幹線普通車指定席往復
    (新幹線の指定がとれる最長は金沢まで)
  • 帰る日まで最大4日間,北陸のフリー区間の普通列車から特急の普通車自由席まで

に有効です。

池袋周辺からは大宮乗車のものがお得

なお,新幹線を大宮乗車にすると1000円安くなるので,池袋周辺からは大宮乗り換えがお得。池袋からSuicaで埼京線や湘南新宿ラインに乗り,大宮の新幹線乗換改札で,このフリーきっぷ投入後にSuicaをタッチすると,はみ出す池袋・川口の165円が精算されます。

フリー区間には魚津,氷見,和倉温泉,小浜が入る広さ

フリー区間は以下の通り。

  • 北陸新幹線の黒部宇奈月温泉・金沢間
  • 北陸本線の敦賀・金沢間
  • 七尾線・越美北線・氷見線・城端線の全線:
    たとえば和倉温泉まで
  • 高山本線の富山・猪谷間
  • 小浜線の敦賀・小浜間
  • IRいしかわ,あいの風とやまの金沢・黒部間

北陸新幹線の石川・富山部分とJRの在来線,3セク化された部分を,ほぼ網羅します。

価格としては,東京・金沢単純往復でも圧勝ですが,富山単純往復でもまだ有利という破格の安さ。観光用の売り方なのに,出張などの所用で,フリーエリアをまったく乗らなくても安いです。

なお,新幹線の指定席は行き帰り各1回限り,最長金沢までとれます。そのほかにフリーエリアの新幹線や在来線特急に乗車するときは,自由席です。

年齢制限のない割引きっぷとの比較は,以前の記事を。

東京から福井往復でも最安!

そして,東京・福井往復でも,福井がフリーエリアに含まれるために,金沢・福井間の在来線特急が自由席でよければ,このきっぷだけで行けてしまいます。

ふつうに駅で買う,東海道往復(29320円)や東海道・北陸と一周するコース(26500円)よりも,格段に安くなります。さらに,羽田・小松便の多くの事前購入割引も下回ります。東京から福井往復の料金比較は,別記事にしています。

それでいて,福井からの帰りに,北陸各地で寄り道や途中下車もできます。そのたびに新幹線を含む特急で移動できるのも,かなりの特典です。

北陸発も周辺観光地を含む東京フリーエリア付き

北陸発は,JR西日本が設定する以下のきっぷです。
おとなび会員限定 首都圏往復フリーきっぷ

金沢発22000円,富山発20000円など発駅別の設定。

  • 東京までの北陸新幹線普通車指定席往復
  • 帰る日まで最長4日間,東京フリーエリア内普通(快速を含む)列車の普通車

に有効です。

鎌倉・高尾・大宮・千葉までこのきっぷだけで

東京フリーエリアはかなり広く,次の通り。

  • 東海道線の大船まで,横須賀線は鎌倉を通り全線
  • 横浜線・根岸線(京浜東北線)・武蔵野線全線
  • 中央線の高尾までと青梅・五日市線全線
  • 東京モノレール・りんかい線全線
  • 京葉線の舞浜・海浜幕張を通り蘇我まで
  • 総武線・成田線の成田を通り我孫子まで
    (ただし,成田空港第1,第2ビルは含まず)
  • 常磐線の取手まで
  • 宇都宮線・高崎線・埼京線の大宮まで

この範囲を,帰るまで最長4日間,乗り降り自由。たとえば,りんかい線でお台場,舞浜(TDR),幕張,横浜,桜木町下車でみなとみらい,鎌倉,逗子,横須賀と,東京周辺の観光スポットの多くに,このきっぷだけで行けます。

その分,この東京フリーエリアの乗車は,普通と快速までの普通車に限られます。そこでの特急乗車には,特急券が追加で必要。これは首都圏にフリーエリアをもつ各種きっぷでの一般的な取り扱いです。

それでも,金沢発22000円などは,上の過去記事に挙げた割引きっぷのどれよりも安く,フリーエリアをまったく乗らなくても,損はしません。

この割引いつまで続くかな?

人間,平等に歳をとりますから,若い人向けの割引同様に,中高年以上に絞った割引も,割引以上に需要が増えて売上が増すのならよしとします。ただし,自分が50歳になったときにこの割引きっぷがあるとは限らない(たぶんない,笑)のが,うらやましくなるところです。

このきっぷが発売されているうちに使える幸運な方は,破格の割引の分,北陸または首都圏を満喫されてください。