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北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

金沢駅とSuica, ICOCA,開業後のまとめと,8年後を見越した設備

ATM・ICカード 駅ナカ・駅近

金沢駅周辺でのSuicaまたはICOCAの利用のまとめです。コメントをいただいて,2016年も順次改訂中。大きな変更点は,2017年4月15日から在来線改札と券売機で使えるようになることです。

金沢駅の新幹線

モバイルSuica特急券のみ利用可です。

JR東日本:モバイルSuica>利用方法>モバイルSuica特急券
ダウンロード JR東日本:モバイルSuica

下は,スマホのスクリーンショットです。

北陸新幹線のモバイルSuica特急券

  • 北陸新幹線全線を含むJR東日本の新幹線駅間の特急券と乗車券をあわせたもので,スマホを自動改札にタッチするだけで乗れます。
  • 便利なのは,完全にチケットレスなこと。紙のきっぷを受け取らず,改札へ直行できます。乗車前に,端末での受取り操作を忘れずに。
  • 必要なのは,おサイフケータイ機能とモバイルSuicaアプリか,iPhone 7のApple PayとSuicaアプリ。事前の準備として,ダウンロードと会員登録(クレジットカードなども)を。

カードタイプのSuicaでは,新幹線では乗車券としても使えず,特急券を載せる方法もないため,何もできません*1

金沢駅と周辺の在来線

現在,金沢エリアの在来線では,Suica,ICOCAなどのICカードが使えません。利用開始は2017年4月15日からです。

4月15日からの利用可能エリアはこちら。

ご利用可能エリア│ICOCA:JR西日本

金沢駅から津幡・倶利伽羅駅までの第三セクター・IRいしかわ鉄道でも,同じ日から利用開始です。その先、富山県の在来線を引き継いだ第三セクター・あいの風とやま鉄道では,すでに2015年3月26日からICOCA,Suicaなどが使えています

結局,2017年4月15日からは,大聖寺―金沢―富山―越中宮崎と高岡―新高岡の区間を,Suica,ICOCAなどで通し乗車できるようになります。

それまでは,気付かずに富山エリアでICOCAで入場し,金沢駅に着いてしまうと,金沢駅の改札で出場処理ができない面倒が生じます。それは4月15日に解消します。それ以降の利用とチャージの詳細は,別記事に。

新幹線と在来線の乗り換え改札

モバイルSuica特急券の効力は,新幹線区間に限られます。そこで,在来線部分のきっぷが別に必要です。

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  • 新幹線→在来線
    この先の在来線部分の磁気乗車券を投入,モバイルSuica特急券をタッチ(新幹線も磁気券なら,重ねて投入で大丈夫)
    • 在来線部分の乗車券を用意していないと面倒です。乗り換え改札の新幹線側に券売機や精算機はなく,有人の精算窓口1つだけ。その面倒のないよう,乗り継ぐ在来線部分の乗車券をあらかじめ用意することが勧められています。
    • なお,指定席券売機(みどりの券売機)では,全国どのJR駅からの乗車券も買えます。たとえば,東京駅で,金沢駅から加賀温泉駅の乗車券は買っておけます。もちろん,乗車券が特急券と一体でないなら,東京都区内→加賀温泉の通しの乗車券にする方が安いです。
  • 在来線→新幹線
    金沢駅まで乗ってきた乗車券を投入,モバイルSuica特急券をタッチ

詳しくは,公式案内の「在来線との乗り継ぎ」のページを。

JR東日本|モバイルSuica特急券ご利用案内

Suica,ICOCAが他に利用できるところ

観光向けの周遊バスなど市内のバス路線の多くを運行する北陸鉄道バスでは,独自のICカードICa(アイカ)を導入しています。それに,Suica,ICOCAとの互換性はありません。詳細は過去記事を。

また,2016年3月末から,21世紀美術館を含む金沢市営の17施設でも,ほとんどのクレジットカードと電子マネーが利用可能になりました。兼六園や金沢城の有料部分も追従して,現在は利用可能それは別記事にしました。

駅でのチャージは券売機では不可で,店舗内にチャージ機が

金沢駅の券売機は,改札で使えないのでチャージ機能なしです。関西のJR駅で便利な,登録クレジットカードからチャージされるクイックチャージ機もありません。これら機能は2017年4月15日から運用開始されると思われます。

駅ナカで改札外唯一のコンビニは,2016年7月11日にセブンイレブンにブランドが改まり,レジでチャージ可能になっています。そのほかチャージできる場所は,別記事にまとめました。

2022年度にも金沢駅の在来線はすべて第三セクターに

北陸新幹線は,2022年度に金沢・敦賀間が延伸開業する予定で,工事中です。さらに,2020年度に金沢・福井間を先行開業できるか,現在も検討中。

それ以降,金沢駅の在来線は,すべて第三セクターのIRいしかわ鉄道に移行し,JR西日本は手を引きます。全国の県庁所在地駅で,JRの在来線がないのは金沢(今後の展開では福井)と,もともとJRのない那覇だけという,珍しい形態になります*3

金沢駅の新幹線と在来線の乗り換え改札が,上の写真の1箇所だけで簡素なことや,みどりの窓口と指定席券売機を新幹線改札側に集中させていることも,それと符合します。

JR西日本には,近いうちに三セク化される在来線には設備投資をほとんどせず,有人改札のままで逃げ切るという選択もあったのでしょうが,予測を上回る乗客数で,設備投資をして譲渡の方向で公式リリースされました。

JR西日本の駅なのにICOCAの発売ができず,新幹線改札のモバイルSuicaや駅ナカ物販での利用が増えている現状では,地元客までJR東日本のモバイルSuicaに流出していく危惧があります。新幹線延伸時のIRいしかわ鉄道への自動改札関連の譲渡等の条件がまとまったので,導入時期が公式発表されたと見ますが,どうなるでしょうか。

ICOCA導入計画に入らなかった七尾線への乗り越し等の混乱も,導入時の心配です。

*1:カードタイプのSuicaだけで新幹線に乗れるのは,JR東日本の新幹線通勤用のSuica定期券ですが,金沢駅では設定がありません。金沢駅は,新幹線もJR西日本だからです。

*2:ウェブには案内がありませんが,車内のチラシで告知されていて,すでに使えています。名鉄系のため,manacaの利用で名鉄のμstarポイントがたまります。

金沢のタクシータクシー・石川交通でSuica利用可能に

*3:富山駅は高山本線がJR西日本のままです。福井駅は越美北線の扱い次第で,公式の発表がありません。