開業日,3月14日朝の東京駅日本橋口
残席表示は,北陸新幹線が軒並み満席。意外と上越新幹線も満席なのに,なぜか東北新幹線に空席が目立つかな。
先行するはくたか555号の出発
金沢発一番列車の東京駅入線。インタビューのため,テレビのクルーも複数。
東京駅で金沢行の表示がともるのは,史上初めて。上野駅では,急行能登や寝台特急北陸が最後で,その前に長野経由の白山,長岡経由のはくたかがありました。在来線特急白山とほぼ同様のルートで北陸新幹線は進みます。
金沢発一番列車の折り返しのため,JR西日本のW7編成。ホームでは金沢から満席の降車客への取材が進んでいます。
このW7編成,車内放送もJR西日本仕様でしたが,東京から北西を目指す新幹線では,「いい日旅立ち」か「いい日旅立ち,西へ」どっち?
食事は和軽食をチョイス。東京駅積み込みのものは,JR東日本の車販の扱いなので,長野産品主体。お酒は奥能登・珠洲市の宗玄。
加賀棒茶と能登大納言のパウンドケーキもあわせて。
宗玄からは,石川県の新しい酒米,石川門を使った純米酒が提供されています。吟醸ではないものの,やはり能登杜氏がつくられたこの地域のお酒,あまり酸味がなく,すいすいいける飲み口に,それでいてしっかりした味。酒飲みには,何杯飲んでもよいのがありがたい。
軽井沢を通過。
このルートでの金沢は,特急白山以来,20年ぶりぐらいでしょうか。碓氷峠の横川駅で,最後尾への機関車の連結中に,父と「峠の釜めし」を買ったのを思い出します。それ以外に軽井沢を通るのも何年ぶりかですが,これからは通過が多くなるでしょう。
糸魚川あたりの姫川でしょうか,日本海がきれいに見えてきます。ここまで2時間弱。日本海が間近に見える新幹線は初めてです。
富山駅停車,やはりホームには初日をとらえようというお客さんが。
撮っていた写真で,ネットにあまり上がっていないものを一つ。W7系のこの車両は神戸市の川崎重工製。グランクラスのシートはE7,W7系はトヨタ紡織製。シート外側のシェルの内側に,隠されるように,Kawasakiとトヨタ紡織の銘板が入っていました。