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北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

開業日3月14日は午前のピーク時間帯,金沢までほぼ満席が判明で,金沢駅の混雑が心配

金沢までの交通 駅ナカ・駅近

開業日3月14日の北陸新幹線の予約は,いったん満席後,時間帯により若干の空席が

本日,開業日3月14日分の特急券発売日で,えきねっととe5489のネット予約サイトで見ていたところ,発売直後は東京・金沢間でほとんどの列車の指定席がいったんほぼ満席になっていました。

ただし,重複予約の変更分などが出てきたようで,時間帯を日帰りに都合のよいピーク時より後にずらせば,普通車を中心に空席も見られるようです。ただし,グランクラスはほぼ終日満席のままです。

私も,えきねっととe5489で事前申込してあったものの結果が返ってきましたが,全滅の状況。しかし,なんとかモバイルSuica特急券の往復だけとれていましたので,開業日に往復してきます。

教訓はモバイルSuica特急券の事前申込の有利さで,今回は,

  • 金沢駅を含め北陸のJR駅の改札が現在は有人のみで,北陸にSuicaユーザーがほとんどいない
  • おさいふケータイが必要で,iPhoneユーザーが利用できない
  • 転売不可能で,その目的の購入者がいない

という制約が強く効いて,日帰り可能な時間帯の列車でも,何とか滑り込めたようです。今後の混雑時の予約にも,この教訓を活かしたいと思います。

意外だったのは,グランクラスが,席数が少ないという事情はあるものの,ほとんどすべての列車で埋まっていることです。観光より鉄道が目的の初乗り客が中心と思いますが,需要があるか心配されたグランクラスが埋まったのは何よりです。

2015年3月14日は金沢駅にとって空前絶後?の乗降客数

すでに多方面で指摘されているように,新幹線1編成の輸送力は,これまでの在来線特急はくたか1編成や航空機777-200の定員を,ほぼ倍増するものです。開業時の臨時列車を含めて毎時2本以上,ピーク時間帯ならほぼ満席になる予約が,すでに入っているようです。

現在,越後湯沢で接続する金沢行在来線特急はくたか1編成は,ゴールデンウィークや帰省ラッシュで増結される最大9両編成でも,定員536名くらい。しかし,その半分以上は富山県内で降りていましたから,金沢駅に降りるのはピーク時でも200人くらいでしょう。これまで,はくたかに越後湯沢から乗車した経験では,富山でほぼ半減,高岡でさらに半減(ここが実は多い)という降り方でした。

また,航空機の羽田・小松便に入る機材は,最大でも777-200の405名(全日空)。しかし,それは小松空港で周辺を目指す車などにも分散し,金沢駅へは,市内経由と直行する特急バスの続行便も含め計4台分くらいで足りていました。

一方,北陸新幹線はE7,W7系1編成で定員934名です。もちろん,開業フィーバーが終わった平常時には,長野,新潟,富山県内で降りる方が多数になるでしょう。ただし,3月14日のネット予約の状況では,かがやき,はくたかで富山・金沢間でも予約が入らない列車が多いことなどから見て,むしろ多数が金沢駅まで通し乗車しそうです。

開業日からしばらくの土休日は金沢駅がパンクか

開業フィーバー時にあえて北陸新幹線で金沢を訪れる方は,観光よりも鉄道に目的がある方も多そうですが,その多くはせっかくだからと金沢観光に出かけ,どこかで昼食はとられるでしょう。

はたして,かがやき1編成が,長野駅・富山駅下車分を除いて800人くらいを乗せたまま金沢駅に到着したとき,バス乗り場や駅ナカの飲食店がパンクしないか心配です。はくたかとあわせて,これが日中1時間に2本程度のペースで,これまでの倍を超えるインフローです。

とくに,かがやきに続行便などの臨時列車が設定される開業フィーバー期間,金沢着1048,1110,1119,1136,1153,1206と東京発の列車が6本つづきます。お昼前の入り込みピークの1時間あまり,新幹線だけで最大5000人を超える到着客を,バス待ちの長い行列なく観光スポットへ流せるか,駅ナカと駅近でランチのお客さんをさばけるかが気になります。

観光用の周遊バスや兼六園シャトルが満員なら,それ以外のバス・タクシー利用も

とりあえず,駅東口から観光のために周遊バスに乗ろうといっても,現在のダイヤでは定員23人の周遊バス右回り,立ち客含め70人は乗れそうな周遊バス左回りが15分おき,同じく大型の兼六園シャトルが20分おきです。この観光路線だけで1時間でさばけるのは,500人台です。どう見てもオーバーフローで,増発や続行便がなければ,東口6,7番バス乗り場(3月13日までは3番と6番)には列が伸びていくでしょう。

これら観光路線が行列状態なら,PC版のトップページのリンクにある「金沢バスなび」サイトで検索して,一般路線バス(北陸鉄道バスだけでなくJRバス,まちバスも)に乗ることや,タクシーの利用が得策と思われます。さすがにタクシーは,現在の東口と西口両乗り場の付け待ちの台数からみて,ピーク時でも余裕がありそうです。

金沢バスなび

3月14日から余剰になる小松空港行バスの活用を期待

金沢駅から街中の観光スポットまでの移動で主力となる北陸鉄道バスには,開業直後の土休日だけでも,上の観光路線に臨時の続行便を出す対策を考えてほしいところです。

バスとドライバーさんはどこから持ってくるか?一個人のアイディアですが,金沢駅・小松空港間の特急バスに,続行便としてあててきたバスとドライバーさんが,その日からかなり余るはずです。というのも,当日から羽田・小松便は相当の便で小型機化され,現在,金沢駅とをほぼ直行するスーパー特急に複数出している続行便がかなり削減できるからです。機材が777や767から737になれば,金沢駅行のバスは直行1台,市内経由1台で十分ですし,将来的には羽田以外の小型機路線のように市内経由に統合して1台でも間に合うと思います。

当然,1扉車の前乗り前降りで,自動放送やLEDの案内表示は用意できませんが,両替機のある料金箱等やICa読み取り機はあるわけですから,柔軟な対応が期待されます。

駅ナカのレストランも開業フィーバー時はあふれそう

金沢観光よりも初乗りが目的の方が,まずはランチを考えるのは,駅ビル・金沢百番街の,おもに「あんと」や「くつろぎ館」にあるレストランでしょう。しかし,客の回転の速いファストフードは意外と少なく,全国的なブランドはタリーズと吉野家くらいです。開業直後の土休日に限っては,パンクと思われます。

駅から出て,徒歩圏内でランチを食べられるところとしては,街中へのバス路線の乗り場が集まる東口側で考えたいところ。すると,近くて手頃な順に,金沢フォーラスガーデンホテル金沢ホテル金沢金沢都ホテルANAクラウンプラザホテル金沢ホテル日航金沢が挙げられます。たとえば,金沢フォーラス1階にはスターバックスがあります。

もちろん,高くてもよいとか,金沢らしいものを食べたいなら,この逆に選べば空いているはず。いずれも駅東口から徒歩数分程度です。また,街中へ出ないつもりなら,西口左手に隣接しているアパホテル金沢駅前も徒歩1分で,ランチが食べられます。

このほか,帰りの新幹線までの待ち時間,駅ナカがあふれた場合の駅近の逃げ場は,そのうちまとめようと思います。

開業直後の混雑時期は,あえて片道,羽田・小松便の利用も

開業直後の満席つづきの予約状況や,金沢駅の混雑を回避する策として,北陸新幹線開業後も運航されている羽田・小松の航空便をあえて片道利用することも考えられます。

全日空も日本航空も,北陸新幹線の開業とその価格にあわせて,3月14日から事前予約タイプの運賃(旅割28,旅割21,先得など)に大幅なディスカウントをしています。これら割引を使うと,運賃だけなら新幹線とそう変わりません。

なお,これまでの新幹線開業で撤退していった航空路線である羽田・新潟線,羽田・仙台線,羽田・花巻(盛岡)線のように,いずれ羽田・小松線もなくなるのなら,このルートのフライトも一つの記念搭乗になります。この機会にはじめて乗る記念搭乗目的の方のために一点だけ,富士山は羽田発小松行も小松発羽田行も左側に見えます。