北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

Suica,ICOCAなどは,2017年4月から利用可に:金沢での利用箇所と注意点などのリンク

この記事をはじめて書いたのは,2015年3月14日の北陸新幹線金沢開業時点で,在来線がまだ自動改札ではない頃です。その時代,Suica,ICOCAなどのICカードが,利用もチャージもできない注意点を書いていたものでした。

2017年4月15日から,関西のJR駅と同じ設備に

金沢駅では,新幹線開業から2年が過ぎた2017年4月15日に,在来線改札でSuica,ICOCAなどの利用を開始。現在では,JR西日本の関西の駅と同様の設備になっています。

現在では,全国交通系ICカードで相互利用できるものすべて,在来線改札・券売機ともに使えます。ICOCAだけでなく,SuicaやPASMO,PiTaPaなどでも,券売機でチャージができ,在来線の自動改札で使えます。

特別な注意点やチャージの工夫もほとんどなくなり,当初の記事の役割は終えました。使えるところを整理した記事などへのリンクだけ,残しておきます。

金沢でSuica,ICOCAなどが利用できるもの

金沢で増えているICカードの利用箇所は,以下の別記事で随時更新中。タクシー1社のほか,兼六園や21世紀美術館など,多くの公立の観光施設の入園料・入館料の支払いもできるようになりました。そのほか,モバイルSuica特急券の利用法にも触れています。

ICOCA独特のクイックチャージが可能,オートチャージは不可

ICOCAでは,登録クレジットカードからチャージできるクイックチャージの機能があり,金沢駅でも使えるようになりました。

一方で,Suica,PASMOでは便利な,オートチャージはできません。そのほか,金沢駅の新幹線乗り換え改札独特の仕様について,新しい記事にしています。

バス:北陸鉄道は使えませんが,JRバス・まちバスは使えます

金沢のバスのうち,周遊バス・兼六園シャトルなどを含む北陸鉄道バスでは,Suica,ICOCAなどが使えません。車内のICカードリーダは,独自のICカード,ICaアイカのものです。ICaの購入が得になるのは,累積6000円以上の利用が目安で,単発の観光旅行では1日乗車券500円の方が得です。

一方,本数は少ないですが,全便が武蔵ヶ辻・近江町市場と橋場町(ひがし茶屋街最寄り)を通る西日本JRバスでは,Suica,ICOCA,PiTaPaなどが使えます。またJRバスが運行受託する,土曜・休日限定運行のまちバス(100円)でも,同様に使えます。運行が大阪本社のバス会社なので,端末はPiTaPaです。PiTaPaに限って,ポストペイとオートチャージに対応します。その点も別記事に。