読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

北陸新幹線で行く,はじめての金沢

お庭,お菓子,お魚,お酒が揃う城下町をまわるため,金沢出身・東京在住者が往復しながらヒントを書いていきます。

金沢には地下鉄も路面電車もないので,市内の移動はバスが基本

金沢の交通

バス

金沢駅に着くと,そこから観光スポットへの移動は,基本的にバスでしょう。ただし,バス会社が2つ(北陸鉄道西日本JRバス),観光向けの路線も複数,土休日だけの路線(まちバス)もありと,予習がすすめられます。

このうち周遊バスの右回りは,以前はレトロな小型のバスで,ピーク時には満員で次便待ちもあったのですが,2016年4月から大型車になり,混雑問題もほぼ解消しました。この辺の事情は,詳しく書いた別記事をどうぞ。

城下まち周遊バス(北陸鉄道・金沢市)

レンタサイクル

金沢駅や市内の観光スポットなど19カ所で,貸出と返却(乗り捨て)のできるレンタサイクル「まちのり」もあります。1回30分以内に返せば,1日何回借りても200円。クレジットカードを利用した機械での貸出・返却なので,手続きのロスタイムもありません。

f:id:KQX:20150311052915j:plain

ただし,現実的なのは,晴れていて快適な気温のときだけで,雨・雪の場合の交通手段は別に考えておく必要があります。また,北陸は天気が変わりやすく,借りるときは曇りでも,すぐに大雨や雪がありえます。天気予報のチェックは忘れずに。

もう1点は坂の問題。金沢駅から近江町市場,長町武家屋敷,21世紀美術館,ひがし・にし・主計町茶屋街の範囲はほぼ平地ですが,兼六園と金沢城,県立美術館,忍者寺を含む寺町は,坂を登る区間があります。これら目的地へは,足腰に自信のある人向けです。

レンタカー

市内観光だけの場合にレンタカーをすすめにくいのは,土曜や休日には駐車場待ちの覚悟がいるから。とくに,台数の少ないひがし茶屋街周辺は,土休日には慢性的に満車状態です。また,ひがし茶屋街周辺は道幅が狭く,最も近い浅野川沿いの東山河畔駐車場では,下の記事のように,一般車でもすれ違いがぎりぎりです。

また,県立美術館の駐車場は無料のため,土休日は早い時間から満車になります。もっともこれは,周囲の駐車場(兼六園や21世紀美術館)が有料だから。そちらは数百台規模のため,大型連休やお盆と正月の帰省が重なる時期以外では,満車になりにくいです。

休日にレンタカーか自分の車での移動になるときは,大規模な駐車場に止めたまま,周辺を街歩きの方が効率的かもしれません。

参考のために,金沢市の駐車場の案内をリンクしておきます。

金沢市駐車場案内(金沢市)

金沢市駐車場満車・空車情報(金沢市)

レンタカーは温泉を目指すときに有力

むしろ,レンタカーは,バスがあまりなく,観光や買い物の足が乏しくなる市内・外の温泉旅館に行くときに頼りになります。温泉地では路線バスが毎時1本程度だったり,夜間には車がないと買い物手段がなくなります。また,子連れで,バスの待ち時間や,おむつ替えの場所等が不安なときにも,安全策として。

車なら日本で唯一砂浜を走れる千里浜(ちりはま)へ

金沢観光のガイドにはあまり登場しませんが,金沢から車で約1時間のところに,日本で唯一砂浜を車で走れる,千里浜なぎさドライブウェイがあります。世界でも確認されているのは3か所とのこと。それで,各種CMの撮影にも使われています。

口コミが増えて,日本のベストビーチ1位に

地元では以前から有名な場所ですが,新幹線効果もあって広い地域の旅行者が増え,口コミが集積。とうとう,トリップアドバイザーの口コミのビーチランキングで,国内1位になりました。

プレスリリースはこちら。

日本のNo.1ビーチは、車で砂浜を走れる随一のビーチ『千里浜なぎさドライブウェイ』(トリップアドバイザー,2016年2月18日)

トリップアドバイザーの投稿写真は,はじめてだと信じられないでしょうが,本当にそういうことができます。こちらは適当な路線バスがなく,車が使えるときにこそぜひ。悪天候でない限り,子連れにもおすすめできます。

下の映像は,羽咋市役所が公開している,千里浜なぎさドライブウェイのライブカメラです。高感度カメラのため,夜でも波が見えて,ちょっと幻想的。

http://www.city.hakui.lg.jp/livecam/chirihama.jpg

出典:http://www.city.hakui.lg.jp/livecam/chirihama.jpg(羽咋市)

タクシー

金沢市内のおもな観光スポットはすべて,タクシーで1000円台の範囲に収まります。これがコンパクトな城下町の良さ。車のない江戸時代,城から歩ける範囲に,重要な建物や庭が作られたからです。

金沢駅はもちろん,兼六園や21世紀美術館など旅行客の多い観光スポットにはタクシー乗り場の客待ちがあります。また,周遊バスが走る範囲の大通りなら,日中であれば流しのタクシーも頻繁に走っています。タクシー乗り場のない茶屋街も,大通りまで数分歩けば,流しがすぐに拾える場所。繁華街片町や香林坊も,深夜まで客待ちが多数です。

バスが来ないとか,満員とかで困ったときは,タクシーも活用するのが賢いです。別記事にタクシー料金の目安を引用してあります。